ある地下アイドル現場から他界した話。


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自分は半年ほど前にある地下アイドル現場から他界した。離れてからから少し時間が経ったので振り返りを兼ねて書きたいと思う。

当時、自分で言うのもなんだがそのアイドルグループへの熱量は相当あった。推しの生誕にも積極的に発言をしたり、気づいたら生誕グッズも自分主導で制作し、気付いたら生誕当日の企画も立て、中心人物にもなっていた。(本当は慣れていない人ばかりで自分がやらなければならない状況だったからなのだが)。遠征も積極的にし、遠征先に専ヲタが4,5人しかくらい居ない現場もあった。それでもそのアイドルグループのライブが好きで通い、推しとの接触も楽しく、ヲタクとの飲み会もよく参加し、充実したヲタ活を過ごしていた。

しかし、ある不幸が重なって僕は他界してしまった。

ある都内のライブでいつも通り、振りコピ、サークルを作ってのヲタ芸、過度なコールで沸き、ピンチケらしく楽しんでいた。ライブ終了後に、いつも居る専ヲタおじさんに声をかけられた。お互い認識しているが普段そこまで話す中ではないのでなんだろう?と思うと、「なんなの、さっきの?◯◯ちゃんパートで騒ぎすぎだろ。調子乗るなよ。」と叱咤を受けた。

急に怒られて、僕は戸惑った。なぜ怒られているだろう。そしてなぜおじさんは怒っているのか。この状況を一刻も早く脱したかったので、「はい…、すみませんでした。」と謝ってしまった。自分でも何に対して謝ったのか分からないが、おじさんの怒りを鎮めるにはその選択肢しかなかった。謝るとおじさんはすぐに去ったが、せっかくのライブが台無しになった。どよーん。最悪の気分となり、特典会もいかずにその日は帰宅した。

悪いことは続くものなのか。

その後日、大きなアイドルイベントに参加した。今回は前の件があったので、怒られたおじさんとは目の届かないところで楽しむことにした。大人しく見ていればいいのだが、それではつまらないので、離れて沸くことにした。

この日のライブは、なにかがおかしかった。いつも以上にピンチケが集まり、モッシュ、リフトのオンパレードが起きた。迷惑になりかねない行為には気乗りしないタイプのヲタクだがなぜかこの日ばかりは乗っかってしまった。ピンチケ以上にピンチケ行為をしてライブ充をした。

ライブが終わって今度は特典会も行って、イベントが終わったときにまた声をかけられる。今度はおじさんではなく運営だった。「なんで今日あんなに暴れてんの?」またしても怒っている。「あーいう迷惑行為はやめて欲しいんだけど。」周りにも騒いでいるヲタクが大勢いたと言うのに、なぜか怒りの矛先が自分に向けられた。専ヲタだから仕方ないのかだろうか。また謝させられた。ヲタクからも運営からも叱られ、あれだけ楽しんでいた自分の気持ちが離れてしまい、その件をきっかけに僕はそのアイドル現場にいかなくなってしまった。はっきり言って、ライブ中に迷惑行為を便乗とはいえ、してしまった自分が悪い。それは分かっている(ヲタクから怒られたのはよく分からないが)。

ヲタクは色んな理由で他界をする。いつも通っているおまいつもいつの間にか居なくなってしまうのは、誰にも言えないその人なりの理由があるのかもしれない。

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